コンパクトで使いやすいおすすめ電子ピアノ5選

「電子ピアノが欲しいけれど、スペースが限られている」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。電子ピアノはコンパクトで機能的なモデルが増えており、部屋の雰囲気に馴染みながら本格的な演奏が楽しめます。本記事では、コンパクトで使いやすいと評判の電子ピアノを5機種に絞って紹介します。
YAMAHA(ヤマハ)/P-225B

会社名:ヤマハ株式会社
住所:静岡県浜松市中央区中沢町10番1号
ヤマハのPシリーズは、コンパクトでもち運べる電子ピアノとして長年人気を集めています。P-225Bは、従来モデルよりもさらにスリムなボディに仕上がっており、置き場所を選ばないのが特長です。
アコースティックピアノに近い弾き心地のGHC鍵盤
P-225Bには、新開発のGHC鍵盤が搭載されています。鍵盤を押したときの重みの感覚や速いパッセージへの正確な反応、弱い音から大きな音までの幅広いダイナミックレンジをバランスよく実現しており、アコースティックピアノに近い弾き心地で演奏できます。
ヤマハ最高峰グランドピアノの音色を搭載
音色には、ヤマハのコンサートグランドピアノCFXのサウンドを収録しています。さらにVRM Lite(バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト)により、グランドピアノ特有の複雑な共鳴音も再現しています。繊細な音の表情を楽しみたい人にも満足できる仕上がりです。
Bluetooth接続や練習機能で日常使いにも便利
24種類の音色と71曲の内蔵曲を搭載しているほか、メトロノーム機能や録音機能など、練習に役立つ機能も充実しています。Bluetoothオーディオ接続でスマートフォンの音楽をスピーカーから流すことも可能で、スマートフォンアプリ「スマートピアニスト」と連携すると操作性がさらに向上します。ブラックとホワイトの2色展開で、インテリアにも合わせやすい1台です。
Korg(コルグ)/Liano

会社名:株式会社コルグ
住所:東京都稲城市矢野口4015-2
「ピアノをもっと気軽に楽しみたい」という人に向けて開発されたモデルです。コルグが提案する新しいスタイルのピアノとして、薄さと軽さを最大限に追求しています。
厚さ約7cm・重量約6kgという驚きの薄型軽量ボディ
88鍵フルサイズの鍵盤とスピーカーを搭載しながら、重量は約6kgを実現しています。単3形アルカリ乾電池6本で約8時間の動作が可能なため、屋外や電源のない場所でも演奏できます。また、パネル面にスピーカーを配置し、背面にバスレフ構造を採用することで、薄型ボディながら豊かな低音も楽しめます。
ダイヤル操作で8音色を直感的に切り替えられる
操作はシンプルで、ダイヤルを回すだけでピアノ・エレピ・オルガン・ストリングスなど8音色を切り替えられます。ピアノ音源には、近年の世界的なピアノコンクールで高い評価を受けているイタリアン・ピアノのサウンドを採用しています。リバーブとコーラスのエフェクトも搭載しており、豊かな響きを味わえます。
学習ソフトも付属しているのですぐに使い始められる
鍵盤演奏の上達に役立つ「Skoove」、ピアノ・キーボード音源アプリ「KORG Module」、音楽制作アプリ「KORG Gadget 2 Le」など、役立つソフトウェアが付属しています。購入してすぐに音楽の世界に入れるのは、初めて電子ピアノをもつ人にとって大きな魅力です。
CASIO(カシオ)/Privia PX-S1100

会社名:カシオ計算機株式会社
住所:東京都渋谷区本町1-6-2
「部屋に置いても圧迫感がないピアノがほしい」という人に注目されているモデルです。ハンマーアクション付き88鍵盤を搭載しながら、奥行きわずか232mmというスリムなボディを実現しています。
ハンマーアクション付き88鍵盤搭載で奥行き232mmの世界最小クラス
Privia PX-S1100の奥行きは232mmで、ハンマーアクション付き88鍵盤・スピーカー内蔵のデジタルピアノとしては世界最小クラスのサイズです(2021年7月時点・カシオ調べ)。スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤を採用しており、88鍵それぞれで重みや発音タイミングが異なるグランドピアノ特有の繊細なタッチを再現しています。
88鍵盤すべての倍音共鳴を調整したカシオ独自の音源技術
音源には、カシオ独自のマルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源を搭載しています。88鍵盤すべての弦の繊細な倍音共鳴を1鍵盤ごとに調整しており、美しく調和した豊かな響きを実現しています。優しい演奏からダイナミックな演奏まで、自分の感性のまま表現できます。
Bluetooth対応でスマートフォンからワイヤレスで操作できる
付属のワイヤレスMIDI & AUDIOアダプターを使えば、スマートフォンやタブレットとBluetooth接続が可能です。無料アプリ「Chordana Play for Piano」でリモコン感覚での操作ができるほか、60曲のミュージックライブラリーも内蔵しています。ブラック・ホワイト・レッドの3色から選べるカラー展開も魅力です。
ROLAND(ローランド)/FP-10

会社名:ローランド株式会社
住所:静岡県浜松市浜名区新都田1-6-4
電話番号:053-523-0230
ローランドのFPシリーズは、ポータビリティと高いピアノクオリティで人気のシリーズです。FP-10は、そのなかでも88鍵モデル最小クラスのサイズを実現したモデルで、初めての1台にも2台目にも選ばれています。
88鍵モデル最小クラスのボディにハンマーアクション鍵盤を搭載
幅1,284mm×奥行き258mm・重量12.6kgというコンパクトなサイズに、PHA-4スタンダード鍵盤(象牙調・エスケープメント付き)を搭載しています。鍵域によって異なるハンマーにより、低音はずっしりと、高音は軽やかな弾き心地を実現し、グランドピアノのリアルなタッチが楽しめます。
繊細な音の表情を再現するスーパーナチュラル・ピアノ音源
ローランド独自のスーパーナチュラル・ピアノ音源を搭載しており、繊細でやわらかい音色からダイナミックで明瞭な音色まで、生き生きとしたリアルなサウンドを届けます。最大同時発音数は96音で、内蔵スピーカーとヘッドホンの両方に対応しています。
Bluetoothアプリ連携とツインピアノモードで楽しみ方が広がる
Bluetooth MIDI接続でスマートフォンアプリ「Piano Partner 2」と連携すれば、音色選択やメトロノーム操作をリモコン感覚で行えます。また、鍵盤を2つのエリアに分けて2人で同時に演奏できるツインピアノモードも搭載し、内蔵曲は32曲で、練習にも活用できます。
KAWAI(カワイ)/ES60

会社名:株式会社河合楽器製作所
住所:静岡県浜松市中央区寺島町200番地
カワイの電子ピアノ最軽量級となる約11kgのポータブルピアノです。シンプルな操作性と高い耐久性を兼ね備えており、自宅でも外出先でも快適に使えます。
約11kgの軽量ボディと直感的に使える3ボタン設計
カワイの電子ピアノとして最軽量級となる約11kgを実現しており、移動やもち運びが楽です。パネルには主要な機能を3つのボタンに集約しており、直感的な操作が可能で、長期間使い続けられる高い耐久性も備えています。
フルコンサートグランドピアノSK-EXの音色を搭載
メインのピアノ音源には、数多くの国際ピアノコンクールで活躍するフルコンサートグランドピアノSK-EXのサウンドを採用しています。繊細なピアニシモから壮大に響き渡るフォルテシモまで、広大なダイナミックレンジの音色を楽しめます。17音色と30種類のリズムも内蔵しています。
フロント側のヘッドホン端子など細かな使いやすさへのこだわり
ヘッドホン端子を本体のフロント側に配置しており、ケーブルの取り回しがしやすい設計です。12cmの真円スピーカーを2個、本体内部に上向きで設置しているため、机の上に置いてもスピーカーが遮られず、クリアなサウンドを楽しめます。アンプ出力は20W(10W×2)で、コンパクトなボディながらじゅうぶんなパワーをもっています。
電子ピアノのメリット・デメリット
電子ピアノにはアコースティックピアノにはない便利さがある一方、注意しておきたい点もあります。購入前に両方を把握しておくと、後悔のない選択につながります。
電子ピアノの主なメリット
まず価格の面では、アップライトピアノが新品で50万円以上、グランドピアノは100万円を超えることも多いのに対し、電子ピアノは高くても30万円台が目安です。また、アコースティックピアノは年に1〜2回の調律が必要で、1回につき1万円前後の費用がかかりますが、電子ピアノは調律不要なため維持費がかかりません。
ヘッドホンを使えば時間を問わず演奏でき、音量調節も自由なので集合住宅にも向いています。サイズがコンパクトなため置き場所を選ばず、メトロノームや録音機能など練習に役立つ機能も充実しているのも大きな魅力です。
電子ピアノの主なデメリット
一方で、電子ピアノは鍵盤のタッチが平坦になりやすく、音色や音量を指先でコントロールする表現力が身につきにくいという面があります。ある程度上達すると物足りなさを感じることもあるでしょう。
また、電子ピアノに慣れすぎると、アコースティックピアノと弾き比べたときにタッチやペダルの感覚の差に戸惑うことも考えられます。本格的なクラシックや難しい曲に挑戦したい人には、アコースティックピアノのほうが適している場合があります。
電子ピアノを選ぶ際の3つのポイント
情報が多くて迷いがちな電子ピアノ選びですが「鍵盤、スピーカー、音源」の3点を押さえておけば、大きく失敗することはないといわれています。それぞれの意味を確認しておきましょう。
ポイント1 鍵盤:タッチのよさが上達に直結する
鍵盤はピアノの弾き心地に直結する最重要ポイントです。重ければよいわけではなく、指にスムーズについてくる鍵盤が理想とされています。価格の目安としては、15万円以下のモデルには樹脂鍵盤が多く、20万円前後から木製・ハイブリッド鍵盤が搭載されてきます。グランドピアノでレッスンを受けている人は、木材が使われている鍵盤のモデルを選ぶのがおすすめです。
ポイント2 スピーカー:音の強弱表現に直接影響する
スピーカーの数は、音の強弱表現(ダイナミックレンジ)に直接関わる重要な要素です。一般的にスピーカーの数が多いほどアンプの出力も大きくなり、音の幅が広がります。10万円以下のモデルのほとんどが2スピーカーですが、4スピーカーになると弱い音もしっかり出せ、演奏の表現力を高めることができます。ヘッドホンで使う場合でも、上位機種のほうが音質は向上します。
ポイント3 音源:各メーカーの個性がもっともよく出る部分
音源は各メーカーが力を入れて開発している部分で、同じ価格帯でも音の印象が大きく異なります。大きく分けると、実際のグランドピアノを1音ずつ丁寧に録音して作られるサンプリング音源と、ハンマーが弦を叩く仕組みをデジタルで再現してリアルタイムに音を作り出すモデリング音源の2種類があります。実際に店頭で弾き比べてみると、音の違いがよくわかります。
まとめ
今回は、コンパクトで使いやすいおすすめの電子ピアノを5機種紹介しました。それぞれ音色・鍵盤・デザインに個性があり、どのモデルも限られたスペースに置きやすい設計です。電子ピアノを選ぶ際は「鍵盤、スピーカー、音源」の3つのポイントを基準にしながら、実際に店頭で弾き比べてみると自分に合った1台が見つかりやすくなります。コンパクトな電子ピアノを上手に選んで、毎日の演奏をより楽しいものにしてください。





















