YDP-145(ヤマハ)の口コミや評判
YDP-145(ヤマハ)(ヤマハ株式会社)
住所:静岡県浜松市中区中沢町10番1号
TEL:053-460-1111
ヤマハから発売されているARIUSは本物のピアノに近いタッチを表現し、本格的にピアノを練習したい方でも趣味でピアノを弾きたい方でもピアノを楽しめるように作られています。本記事ではARIUSのスタンダードシリーズであるYDP-145の特徴を、音源や鍵盤、スピーカーなどの観点からお伝えします。
もくじ
YDP-145(ヤマハ)の基本情報
ピアノの特徴 | ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」をサンプリングした迫力のある美しいサウンド。「バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)」により豊かな共鳴音の響きを再現。 |
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その他の機能 | 音量制限機能、録音再生機能、デュオ機能など |
仕様 | 鍵盤種 グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤 黒鍵マット仕上げ タッチ感度ハード/ ミディアム/ ソフト/ フィックス ペダル機能ダンパー/ソステヌート/ソフト |
本体サイズ(H×W×D) mm | 815mm (譜面立てを立てた場合 969mm)x1,357mmx422mm |
重量 | 38.0kg |
問い合わせ | 電話、問い合わせフォーム、LINE |
会社情報 | ヤマハ株式会社 静岡県浜松市中区中沢町10-1 |
ヤマハ史上最高ランクのグランドピアノ“CFX”のサンプリング音源を収録
YDP-145にはヤマハの最高ランクのピアノであるCFXの音がサンプリングされています。CFXは現在でも数々のピアニストから評価を得ており、価格も2,000万以上と素人が弾ける代物ではありません。その音を電子ピアノで再現しているのがYDP-145なのです。そのため「音にもこだわりたい」「きらびやかなサウンドで表現を練習したい」という方にはおすすめの電子ピアノといえるでしょう。
グランドピアノさながらの弾き心地を再現した“GHS鍵盤”を搭載
ヤマハの鍵盤にはGHS鍵盤、GH3鍵盤、GH3X鍵盤、NWX鍵盤、NWX鍵盤リニアグレートハンマーの5つがあります。YDP-145に搭載されているのはGHS鍵盤であるため、スタンダードなモデルとなります。
しかしGHS鍵盤はグランドピアノの特徴である低音が重く、高音は軽くなるという特徴を再現し、かつトリルなどの細かな動きにも対応できるため「演奏をしていて楽しくなる」そんな鍵盤に仕上がっています。またダンパーペダルには演奏の幅が広がるハーフペダル機能を搭載し、踏み加減によって音の伸びを調整できます。
グランドピアノ特有の共鳴音を再現した“バーチャル・レゾナンス・モデリング”
グランドピアノのあの独特な音の広がりと豊かなサウンドは、楽器全体が共鳴することによって作り出されています。バーチャル・レゾナンス・モデリングは、グランドピアノの響きを電子ピアノで再現するために搭載されたシステムです。弦の振動が別の弦に伝わる共鳴音や響板に伝わる振動をうまく再現し、グランドピアノで弾いているような感覚で練習できます。
響きも自然なトーンエスケープメント
電子ピアノは前側にスピーカーが搭載されているため、前方向にしか音が飛ばず立体的な音作りが難しいですが、YDP-145には背面にトーンエスケープメントを搭載し、背面からも音が抜けるようになっています(スピーカーではありません)。そのため楽器内部に音がこもらず、立体的な響きを実現しています。
レッスン曲も豊富に内蔵
ヤマハYDP-145には本体にピアノ練習曲が収録されているほか、便利な無料アプリにも力を入れています。ここではレッスン曲と無料アプリ、デザインについて紹介します。
スマートピアニスト
・音色の変更
スマートピアニストはヤマハが提供する無償アプリです。便利な機能としては、音色を変えられることがあげられます。ヤマハ最高峰のCFXはもちろん、パイプオルガンやビブラフォン、エレクトリックピアノなど全10種類の音色を好きに変更できるため、クラシックだけでなくポップスやジャズなどにも応用がきくでしょう。またホールや大聖堂などの音色にかかわる空間の設定を選ぶことも可能で、本番を想定してタッチやペダルの踏み込みの練習に使うこともできます。
・たくさんの練習曲を搭載
またスマートピアニストでは搭載されている練習曲の楽譜を表示できます。クラシック曲は50曲、ピアノ教本のバイエル、チェルニー、ブルグミュラーなどから練習曲が合わせて303曲も内蔵されているため、初心者の方であれば着々とレベルアップできます。
・好きな曲のコードを自動生成可能
コード弾きする際にもスマートピアニストの機能が便利です。スマートピアニストでは、好きな曲からコードを自動生成する機能がついています。ピアノ伴奏の譜面は生成できませんが、和音の感覚を掴む練習に使用できるのでしょう。
ステレオフォニックオプティマイザー
夜間の練習が多い方や、集合住宅にお住まいの方でも練習できるようYDP-145ではヘッドフォンに対応しています。設定した音量に対して自然な音が鳴るように補正してくれるため、長時間の演奏でも利用できます。またヘッドフォンを利用してもよい音色で演奏できるステレオフォニックオプティマイザーを搭載し、目の前の電子ピアノから音が出ているかのような感覚での演奏が可能です。
スタイリッシュなデザインも魅力
部屋のスタイルが決まっている場合、新しい家具を買ったりすると部屋の雰囲気が崩れてしまいます。しかしYDP-145はスタイリッシュなデザインで、カラーもブラック、ホワイト、ダークローズウッドの3色から選べるため、部屋の雰囲気を壊す心配がありません。
まとめ
今回はARIUSシリーズのYDP-145を紹介しました。以下にスペックをまとめます。
・ヤマハ最高峰“CFX”の音をサンプリング
・グランドピアノの鍵盤を再現した“GHS鍵盤”
・音の広がりを豊かにする“バーチャル・レゾナンス・モデリング”
・立体的な音作りを助ける“トーンエスケープメント”
YDP-145はARIUSのスタンダードモデルながらも、練習には申し分ない機能が多数搭載されています。音色や弾き心地などは個人差があるため、店舗などで試奏をしてから購入するようにしてください。