CLP-735(ヤマハ)の口コミや評判
CLP-735(ヤマハ)
住所:静岡県浜松市中区中沢町10番1号
TEL:053-460-1111(代)
ヤマハは明治時代に創業した楽器メーカーで静岡県浜松市に本社をおいています。ヤマハは従来のピアノだけではなく電子ピアノの分野でも高い技術を有し、世界シェア1位を獲得しています。今回はヤマハの持つ電子楽器の技術の粋を集めて作られた電子ピアノ、Clavinova(クラビノーバ)シリーズのCLP-735を紹介します。
もくじ
CLP-735(ヤマハ)の基本情報
ピアノの特徴 | 繊細なタッチの変化に応じて発音。グランドタッチ™鍵盤/グランドタッチ-エス™鍵盤を搭載。心地よい手応えを再現し正確な音色コントロールが可能。 |
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その他の機能 | 練習に役立つ豊富な内蔵曲とリズムが搭載 |
仕様 | 鍵盤種グランドタッチ-エス鍵盤、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き タッチ感度ハード2、ハード1、ミディアム、ソフト1、ソフト2、固定など |
本体サイズ(H×W×D) mm | 927×1,461×459 |
重量 | 57kg |
問い合わせ | 電話、問い合わせフォーム、LINE |
会社情報 | ヤマハ株式会社 静岡県浜松市中区中沢町10-1 |
CLP-735(ヤマハ)の口コミ・評判を集めました
何年も使用していたお気に入りのヤマハの電子ピアノを先日とうとう買い替えました。新しい電子ピアノはどうかなぁと少し不安でしたが、パソコンにソフトを入れて自分で好きなように楽曲したり、演奏出来るのて凄いと思いました。(私が知らなかっただけのようでした)小中学の子ども達の為にと思い購入しましたが、大人が楽しめます。良いモノを買えました。感謝致します。
タッチに応じて指先に感じる手応えが多彩に変化するグランドタッチ-エス鍵盤を搭載
CLP-735の特長の一つはグランドタッチ-エス鍵盤です。この鍵盤の長所はグランドピアノの弾き心地をできるだけ忠実に再現し、グランドピアノのような広いダイナミックレンジを実現しているところです。
ダイナミックレンジとはもっとも大きい音と小さい音の幅のことで、これが広ければ広いほど表現力豊かな演奏ができ、音楽の幅が広がります。安定性が高いこともこの鍵盤の長所で、意図した音を正確に出せます。
以上の長所を持つことにより、高い演奏性能が実現できています。
奏者の細かい音色のニュアンスが表現可能なグランド・エクスプレッション・モデリング
グランド・エクスプレッション・モデリングとは“奏者のタッチによって変わるハンマーやダンパーの弦への当たり方など、ピアノの内部機構の動きによる音色変化まで忠実に再現する技術”です。スタッカートやレガートといったピアノのタッチによって音が繊細に変化する弾き方のときでも、自分が鍵盤を打った通りの音がでてきます。
本来であればこうした微妙な音はグランドピアノの複雑な動きによって生み出されるものであり、なかなか、人工的に作り出せるものではありません。しかし、ヤマハはこれまでの楽器製作の技術を用いることで困難な電子ピアノづくりを成功させました。
これにより鍵盤をタッチするときの微妙な力加減や弾く速さに応じた音色の変化なども正確に反映できるようになり、グランドピアノのような複雑な音を出せるようになったのです。
木製鍵盤本来の繊細かつ重厚感あふれるサウンドを再現
CLP-735は高いサウンドクオリティを実現した電子ピアノです。ピアノ音のサンプルとして採用されているのはヤマハで最高峰とされるグランドピアノCFXの音色とオーストリア・ウィーンにあるベーゼンドルファー社の最上位に位置するインペリアルの音色です。
CFXは力強くきらびやかな音色が特徴であり、世界各地の演奏家から高く評価されています。インペリアルは豊かな色彩と木のぬくもりを感じさせる音が特長です。
両者の音声をただ録音・反映させたのではなく、88鍵の打鍵により発生する音を1つ1つ丁寧に収録し、微調整を繰り返してピアノ全体の調和がとれるよう調整しました。その結果、CFXもインペリアルもその持ち味・個性を忠実に再現することに成功しました。
また、グランドピアノの魅力ともいえる共鳴音についても再現しています。その再現技術がバーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)です。鍵につながる弦の振動やほかの弦や響板に伝わる振動の結果生み出される共鳴音まで再現できる技術です。これにより、鍵盤を打つ強さやペダルを生みこむタイミング、それらによって生み出される共鳴音まで余すところなく再現しています。
さらに、CLP-700シリーズにはフォルテピアノの音色が4種類も搭載されています。フォルテピアノとは18世紀から19世紀にかけて使用されていたピアノで、モーツァルトやベートーベンといった古典派音楽の作曲家たちやショパンやリストといったロマン主義時代の音楽家が活躍した時代のピアノです。
現在のピアノ(モダンピアノ)とは仕組みが異なります。そのため、フォルテピアノで演奏するとこの時代に作曲された曲の作曲意図をつかみやすくなります。このように、木製鍵盤がもつ繊細で重厚感あふれるサウンドを再現できるのがCLP-700シリーズの魅力といえるでしょう。
練習時に役立つ機能が盛りだくさん
CLP-735には練習に役立つ便利な機能が搭載されています。バイエルやカノンといったレッスンによく使われる30の楽曲やクラシックの名曲50などが収録され、練習するときにとても役立ちます。
無料アプリのスマートピアニストをダウンロードし、CLP-735に接続すると内蔵されている楽曲の楽譜が表示されるなどよりピアノ演奏を楽しめます。また、本体には録音機能が搭載されているため自分の演奏を客観的に振り返りたいときに役立ちます。
まとめ
今回はヤマハの電子ピアノCLP-735について紹介しました。電子ピアノというと、グランドピアノよりも格下に見られがちですが、CLP-735は世界最高峰のヤマハの技術によってグランドピアノにより近い素晴らしい音色を奏でられる電子ピアノとなりました。CLP-735の音色を聞いてみたい人は、ヤマハの電子ピアノが展示されている場所などで実際に聞いてみるとよいでしょう。